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パールの追加アイテム

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  お問い合わせの多いものの一つにアコヤパールが3つ並ぶリングがあります。  アコヤは7-7.5mmのラウンドで非常に品質が高いものです。  18Kイエローゴールドで制作、無調色のゴールデンとホワイトの2色展開でしたが残念ながらもう在庫がゼロになってしまいました。 近い将来、同デザインで、同じ品質のパールを使ったリングを再販の予定ですがゴールドは10Kを使用予定になっていますので価格は若干下がります。 それ以外はすべて全く同じです。 そこで、 日本サイズJPN14のみですが、サンプルとして制作した2本(ホワイトとゴールデン)を前倒しで来週から並べることにしました。 サイズ限定で申し訳ないのですが サイズの合う方にはおすすめできるものです。 JPN14が2本のみです。若干のサイズ直しなら対応できるかと思います。 この2点の他に下記リングが入る予定です。 かなり迫力のあるリングですが、南洋白蝶セミラウンド13㎜と12㎜のリングです。 サイズはJPN16です。 14Kイエローゴールドで制作しています。 2つのパールの色が若干異なりますが、コンサバになりがちなパールをスタイリッシュに、しかもゴージャスに装えるのでお洒落なパールアイテムとしてあると便利です。 こちらは1点のみですので欠品になったら若干お待ちいただくことになります。 それでは! 良い週末を

和洋折衷おせち

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  忙しくてもいつもは何かしらは自分で作るのですが、(自慢できるものではありませんが )今年はおせち料理をなーんにも作りませんでした。 2023年の仕事納めは12月29日で、工房のスタッフもお店も全員最後までフルに働きました。 そうなるだろうと事前に予測していたので、おそらく大掃除も押せ押せになりお料理を仕込む時間などないでしょうからと、おせち料理は去年同様にバンコクのあるお店に予約を入れていました。 30日は自宅の大掃除をしましたが、キッチンやバスルームは特に時間がかかり、洗濯機はフル回転、予定していた作業がその日のうちに全部は終わらず、おまけにシェフTは友人たちからのお誘いがかかり、フィールドに飛びに行ってしまいましたので買い物も夜遅くになってしまいました。 31日も引き続き残った作業をしてやっと日が暮れるまでに部屋をぴかぴかにしました。 はあ、もう本当にくたくたで、せっかくの貴重な年末のお休み2日は掃除に明け暮れた冴えないジュエラーの休日です。 今年はバンコク各地のイヤーエンドイベントが特に盛大に行われると聞いていたのですが、そんな時に混雑の中に入ってゆくのは更に疲れそうなので自宅のバルコニーからチャオプラヤ川に上がる花火を眺めるのが一番だわ!!ということだったのですが、2日にわたる掃除の疲れでうっかりと寝てしまいました。 ソファーの横になっていると”わー!”という歓声というよりもどよめきが川の方から聞こえてきて目が覚めました。 時計を見ると12時。 バルコニーの外を見るとサトーン通りは大渋滞 サトーン橋の上から花火を見ようとする車の列ですが、橋にたどり着けずに12時を迎えてしまいました。 残念賞ですね。 花火は盛大に、いつもよりも長く、あちこちから上がり、とてもとても華やかで素敵でした。 さて、新年は注文していたお節をいただきました。 31日の夜に受け取りに行ったもので、冷凍で事前に作ってあるものでないのが嬉しいですね。 私は器を出して盛り付けただけ。 昨年は初めてオーダーしたので試しにおつまみ程度にと少しだけ買ってみたのですが、良かったので今年はフルオーダーにしました。 ありきたりの蒲鉾や伊達巻、なますなどが入っておらず手の込んだお料理の数々は和洋折衷といった感じでとても楽しめました。 そんなこんなで新年になってやっと一息つくことができました。 2...
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最近、弊社の職人も私も夢中になっている石があります。 皆様ご存じの ターコイスです。  もしかしたら、私が若いころに最初に手にしたジュエリーがターコイスの象嵌のシルバーリングだったかもしれないなあ、、と今ぼんやりと考えました。 ターコイスはルビーやサファイアや翡翠とは違って、”宝石”としての価値がどうこうと考えたこともなく、装飾品として綺麗な色だなあと思っていたのですが、なぜか最近、ターコイズがとても気になるようになりました。  仕事で成功なさっている方たちのYutubeでたびたび出てくる言葉に”運を一気に上げる方法はお顔周りを明るく輝かせること”なのだそう。 外国人から見ると日本人は顔周りが地味すぎて暗い!という印象があるそうで、それは確かにそうかもしれないなあ、、と自分自身を振り返ってみて思いました。 顔は地味だし、髪の毛も暗い色だしね、、  Sheenの日本人のお客様がよくおっしゃるのは”このジュエリーは日本に帰っても着けられるかしら?”というとても控えめな心配です。 私はそんなこと全く気にしたことは無かったのですが、日本で日常的に派手なジュエリーや大きなアクセサリーを着けるのは目立ってしまうという心配があるのかもしれません。 いやいや、そんな心配はしないで華やかに装ったほうが”運を上げる”には良いみたいですね(笑) 翡翠はきらきらと光らないけれどその存在感は抜群だと思うので、顔周り、手首回りなどどこかに着けて運気を上げていきたいと思う宝石です。 そして、きらきらと光らないけれど存在感のある石といえば華やかな色のターコイスは大人のジュエリーにいいなあと思い始めています。  また、今年はシルバーのようなグレー系のメタルが新鮮でさわやかな印象なので、そんなメタルにターコイスを合わせたデザインも作りたい気持ちです。 ターコイズの産地はアリゾナをはじめイランなどが代表的ですが、石の集積地であるバンコクの石を扱うお店にもぼちぼちと並んでいるのがターコイスです。  しかし、いざ購入しようとしてあちこち歩き回ってわかったのは、クオリテイーも様々、処理も様々、本当にいろいろあるということでした。 満足できるジュエリーを作るには、これはもう信頼できる業者から弊社の目利きが良い原石を購入して自社でカットするしかないなあという結論となったので、またまた厄介なことの始まりです。 満足...
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ナチュラルオパールではあるのですが、地色をスモークによって暗くしたブラックオパールがバンコクでは売られてますが、その加工では様々な問題があり、研磨職人は頭を悩ますことが続いていました。 研磨するとせっかくのナチュラルのプレイオブカラー(遊色効果)が消えてしまう、とか、雲がかかったように暗くなってしまって修復できない、などなどネットで検索してもネガティブなことばかりで、プロのご意見をうかがっても答えは出ていませんでした。 スモークトリートメントはアフリカで行われているのでバンコクではそのプロセスを知っている人がいないのです。 弊社のオタク職人はもう何週間もこればかりにかかっていて、先日ややっと糸口が見えていたのではと思っていましたが、本人的にはまだまだ完全に技術を自分のものにしていなかったようでした。  それが、最近になってかなり理解したのだそうです。 もちろん品質の良いものを選ぶのがファーストステップではあるのですが、綺麗なものをより美しく輝かせるのが職人の技です。 それが、このブラックオパールでとうとう実現しました。 そんなこんなで、Sheenに目の覚めるようなブラックオパールのリングとペンダントが入りました。 同じ原石を二つにカットしたかのようにそっくりの石ですのでペアで販売したいくらいです。 この光の角度だと、神秘的な緑に見えますが、角度を変えると多色が見えます。 写真でとらえるのは難しいですね。 強い光をあてるとさらに緑が強くなり赤や青も見える神秘的な石です。 ショーケースに昨日入れたばかりですが、お客様の目をがっちりとつかんでいるようです。 ペンダントはチェーン付きでもう1種類入りました。  これもかなりすごい石です。 角度によって色の変化がすごいです 本当に素晴らしいプレイオブカラーです。 オパールは一つ一つが異なりますので同じものは2つと無いのですが、こんな綺麗な石は滅多に無いかもしれません。  研磨でこの色を殺さなかったのはすごい   色は安定していて水につけても色が消えることはありません。通常、スモークされたオパールは水に漬けると白くなったり、遊色効果がなくなったりします。 お店に並んでいますので、ご興味のある方は是非実際にご覧になってください。 きっと心を奪われます! ところで、もう週末ですが久々に今週はのんびりとできるかもしれません。 先週まで...

夏は翡翠のペンダントの季節

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 胸元が開く服が心地よい季節になってきたせいかペンダントのお問い合わせが多くなりました。 特に、翡翠のような優しい輝きはきらきらと光る結晶の派手さはありませんが、お守りを着けているような安心感をもたらしてくれるので、いつでもどこでも旅行でも必ず持っていきたくなります。 この時期になると特に人気になるものの一つに4つ葉のクローバーの透かし彫りがあります。  透かし彫りのラインは細いのですが驚くほど丈夫です。 品質の高い翡翠は斑が少なく氷のような透明感があるので他の鉱物では壊れやすいような繊細な彫りも可能になります。 本日は、Sheenに3年ぶりに並ぶ2点が手元に来ました。 ペンダントヘッドとブレスレッドでどちらも14Kイエローゴールドの金具がついています。 白Tシャツの上などにとても映えそうな緑です。 着けているだけで良いことがありそうな幸福気分になります。 長さが調節できるので細腕から立派な腕まで幅広く対応できます。 また、1点インペリアル翡翠のペンダントで在庫が切れていたペアシェイプが並びました。 そしてこのペンダントはベイルの内側のこんなところにもダイヤが入っているので、どの角度から見ても輝きが綺麗です。 インペリアル翡翠でもこのように色の鮮やかなもの、品質が良いものは価格的にかなり入手が困難になってきています。  翡翠は子供の代まで末永く使い続けたいという方はこういったハイクオリテイーの翡翠がおすすめ。  年月がたてばたつほど美しさがわかってくるのがインペリアルです。 月曜日から爽やかなアイテムが3点入りました。 ところで、昨日、久々ののんびり日曜日は郊外のバンカピというところにハッピーランドサークルという屋外型の大きなフードコートがあるとセクレタリーのLaからお勧めされていたので開通したばかりのBTS Yellow Lineで行こうということになりました。 私の住んでいるサトーンエリアからバンカピに行くには車でも1時間以上、あとはバスで1時間30分、もしくはプラトウーナムから運河を船で行くという方法以外の交通手段がなく、よほどの用事が無い限り行かない場所となっていました。 ところが、6月末からイエローライン(モノレールです)が全線開通したということもあり、バンカピを探検しようということになり、、 行きは運河から船で、そして帰りはイエローラインで、、、...

爽やかなラベンダーブルーの石

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 シンプルにポメラート風のリングにしようかと原型を作ったまま放置していたラベンダー翡翠が探し物をしている時に偶然に目に入りました。 石がふっくらと形よく爽やかで若々しいラベンダー翡翠は指からはみ出そうな大きさなのですが、翡翠の持つ奥ゆかしさと品質の良い証である透明な輝きのせいか、大きなリングでも違和感なく着けられそうです。   ここまで原型を作ったのになぜ完成させないで放置していたのかなあ、、、と考えていました。 大ぶりのラベンダー翡翠は様々なものを扱ってきましたが、これは相当に大きいので重さを計ってみたところ、 予想よりもずっと大きかったです、、、 無処理のラベンダーは品質が良く透明度があればあるほど色の濃いものは滅多に無く、たとえ原石の状態でかなりの色がのっていたとしてもカットしていくと色が薄く見えてしまうので写真のような透明度で色がここまであるものは珍しいです。 リングの製作が先に進まなかったのは、原型の完成も間近になったある日、もしかしたらこの大きさはペンダントの方がよいのか?と思ったからかもしれません。 余っているダイヤ入りのベイルを見つけたのでそれを合わせてみました。 プロングが目立たないようなシンプルなデザインで石座を作って繋げたらペンダントにしても素敵になりそうな気がします。 これはホワイトゴールドの枠にダイヤが入るので、冷たい輝きが強調されて涼しく装えると思いますが、ダイヤなしでイエローゴールドのちょっと凝ったベイルを着けても良いかもしれない、、と迷っています。 ラベンダー翡翠の色はピンク系からブルー系まで様々ですが、価値ある無処理の輝きはたいていは透明な生地にうっすらと色がついている爽やかな感じのものが多いです。  こちらの石はブルーに霞がかかったようなお洒落な色ですのでピンク系よりも若々しい印象を感じます。 せっかく原型を作成したのでリングという線も捨てがたいところですが、ペンダントの方が良いのかとまたしても迷っています。 翡翠の色幅は本当に広いですが、こんなラベンダーブルーの爽やかな輝きも大ぶりだからこそ魅力が倍増してとても欲しくなる石のように思えます。 まだ迷っています。 ラベンダーブルーはとても魅力的な色なので、もう少し小ぶりならば華やかなデザインを着けてブローチにしてもよさそうです。 以前から作りたかったラベンダーブルーの翡翠の...