沙羅双樹の花のモチーフ
”沙羅双樹の花”と聞いたら、多くの日本人は”平家物語”のあ?のくだり、、と思い浮かべると思いますが、その花をモチーフにしたジュエリーを最初に制作したのは7-8年?位前になります。 この夏に向けては細かい仕上げなどを変えたバングルと若干のデザイン変更をした沙羅双樹のリングを新たに制作しました。 以前に制作したブレスレッドは私の腕の一部になってしまっていると思うくらいに毎日のように仕事に出るときは着用しています。 Sheenにいらした方は”いつもおんなじブレスレッドを着けていてほっぽど気に入ってるのねえ、、”と思われていると思います。 日本に帰国する時は主に春夏はこれをずっと着けていて御守りのような存在です。 沙羅双樹の花は歴史的にも古くから語られている花で、たとえばインドの有名な古典神話でも女神さまが腰かける木が沙羅双樹で、その花は女神さまの象徴である学問と芸術、繁栄の象徴とされている花なのだそう。 仏教でもお釈迦様が生誕した際に沙羅双樹の花が開いたと言い伝えられていて、この花が幸運と繁栄をもたらしてくれると言い伝えられる所以なのだそうです。 そんなことから沙羅双樹の花のモチーフのジュエリーは幸運と繁栄をもたらしてくれると信じられていて、仕事の成功や繁栄を願う人のお守り的なジュエリーとなっていることが多いと言われています。 そんなわけで、沙羅双樹の花のモチーフを写実的に形どって、繊細なエングレービングで仕上げたブレスレッドとリングは私の大のお気に入りになっています。 毎日使いできるようにでっぱり感や重みを感じないような仕様にしながらもボリュームがあるような重厚さを印象付けるデザインにしたところが細かな部分で苦労したところです。 ダイヤが入っているので光が当たるときらきらと輝くゴールドの花弁部分は立体感を出すためにバングル本体とは別のパーツで作成して最後にはめ込みをしました。 今回、デザインを若干変えたリングはどの指にも着けられるようなほどよいボリュームを心がけました。 人差し指に着けるとスタイリッシュなかんじ。 全体が太いバンドなのでサイドが見えてもよいかんじです。 中指に着けるとバランスがよくて安心感あります。 結構なボリュームのリングですが、薬指につけるとエレガントになるので不思議です。 指によってリングサイズが異なるのですが、バンドリングは大きめ...