イエローゴールド派が納得するホワイト系の輝き


最近のバンコク、、エアコンの利いたオフィスビルから一歩外へ出ると、熱いオーブンを開けてしまい中の熱風を浴びたようなそんな太陽からの刺激を受けます。

1年で最も暑い時期を迎えています。 ちなみにバンコクの1年の気温ははHot, Hotter, Hottestの3期に分かれますが、今はHottestに入りました!  

そして、バンコクの街にはフルーツが溢れています。
さて、本日は新作のブレスレッドを着用しています。

え?  どこが新作なの?  Sheenのお客様なら、そう感じる方もいらっしゃるかと思います。

Saraのバングルは沙羅双樹の花のモチーフをフローレンススタイル風にエングレービングで立体感を出して制作したSheenの人気商品です。 センターの花弁部分はイエローゴールドを埋め込んでいてダイヤモンドが各3石、合計9石セットされているハイエンドなブレスレッドになっています。

これはその改訂版として制作した新作というわけです。 

大きな違いは本体のシルバー部分にプラチナ750をかけているという点です。 従来はロジウムでしたが、ロジウムメッキはシルバー925の地金のグレー感やホワイトゴールドのややイエローがかった地金をホワイトカラーにコーテイングするもので、白く冷たい輝きがお好きな方向きです。    

地金の色を包んでしまう白い輝きは爽やかですが、シルバーの地金本来の味が無くなってしまうのでロジウムは好きじゃないというナチュラル派の方もいらっしゃいます。  しかし、シルバーはそのままだと変色して真っ黒になったり黄ばんだり(専用布で磨けばかなり綺麗にはなりますが)するのでロジウムをかけないとてもカジュアルな印象のジュエリーになります。

私は夏になると大きなシルバーバングルが着けたくなります。  以前のSaraバングルは実は私の愛用品で、ロジウムの色は日焼けした黄色系の私の腕の色にあわないと思っていても毎日のように着けるほど気に入っています。  

それが、新作ではプラチナメッキをかけています。  プラチナ地金の重厚なややグレーがかった輝きが感じられて、その輝きは真っ白というよりも黒光りするような印象で、それがイエロー派の私の肌でも違和感なく輝けています。 大人のシルバージュエリーとしての重みも感じられてフローレンススタイルの沙羅双樹のエングレービングに輝きが与えられたような印象になりました。

そして、念願の新作のリングも6月から日本で先行販売になります。


リングはよりどっしりとした厚みのあるボリュームです。

サンプルが完成したばかりですが、私はこのリングを中指にしようか人差し指にしようか、、、サイズをどうしようかとても迷っているところです。


中指に着けると指がほっそりと見える感じがします。




実は、この沙羅双樹の花のモチーフはすでにゴールドジュエリーでも作成されており、Sheenではやはり人気のアイテムです。
ゴールドバージョンはシルバーとは印象が異なりますが、沙羅双樹の花の可憐さが感じられるダイヤモンドリングになっていると思っています。 私は、ゴールドカラーを強調したい装いにはこのリングとヒイラギリングを重ねて着けることが多いです。  上の写真は使い込んだ私物のリングなので傷が沢山ついて色も少々黒ずんでいますが(ジュエラーなんだからクリーニングしなきゃだですよね)、それもそれで味わいがあってよいなあと思っています。

ボリュームを重ねたいときは、こんなふうに着けます。


こちらは日本での販売予定はありませんが、バンコクのSheenにてご覧になれますので気になる方は是非お店でご試着してみてください。

このデザインは、2023年のバージョンは10Kのイエローゴールドで作成しております。


沙羅双樹の花、、、実物をご覧になったことがありますか?

私はタイのバンコク郊外の寺院のお庭で見たことがあります。

その時の印象がとても素敵で、なにかご利益がありそうな風情でしたのでこのようにデザインに取り入れた次第です。

それでは!





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